日本社会医療法人協議会

会長挨拶

 日本社会医療法人協議会ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 日本社会医療法人協議会(日社協)は、社会医療法人を主体とした団体です。社会医療法人は、赤字体質が慢性化している自治体病院が行なってきた「公益性の高い医療」について、医療法人が代わりを担い、医療法人の知恵を活かして、救急医療やへき地医療などを効率的に取り組んでいる法人類型です。平成20年4月より社会医療法人の認定が開始され、今日までに300を超える法人が地域医療の主役として社会医療法人に認定されております。

 日社協は平成17年2月に特定・特別医療法人の会として発足し、その後12月に社会医療法人協議会に改称、平成25年12月9日に一般社団法人として新たに発足しました。様々な活動を通じ、平成19年4月の社会医療法人制度創設、平成20年4月の医療本来業務の法人税非課税、平成21年4月の救急医療等確保事業を行う病院及び診療所の固定資産税、不動産取得税等の非課税を順次獲得してまいりました。このことは日社協の大いなる成果だと自負しております。

 しかし、社会医療法人には、社会医療法人取消時の課税問題や寄付税制の問題、社会医療法人認定要件の緩和、等々解決する課題が多く残っております。これらの問題解決を通じて、社会医療法人は安心して公益性の高い医療に取り組むことができ、地域の医療を守ることができます。日社協は引き続きこれらの問題の解決のため会員病院が一丸となり全力で活動を行ってまいります。

 国民医療に貢献をしている社会医療法人の普及・育成、要望の具現化を行っている日社協の活動にご理解いただき、ご入会いただきますようお願い申し上げます。


一般社団法人 日本社会医療法人協議会 
会 長 西澤 寛俊